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仮想IP追加画面

ロードバランサにサーバの仮想IPを追加します。

HTTPSのロードバランシングは、下記の経路で転送されます。一度HTTPSで受け取った要求をロードバランサ内で復号した後、再度、ロードバランサのHTTPポートに転送し、これを、HTTPバランシングで実サーバに転送します。



HTTPSのロードバランシングを行うには、必ず、下記の順序で仮想IPを作成してください。
種別とプロトコルの組み合わせにより、表示される画面が異なります。





仮想IP管理画面から、「仮想IP追加」をクリックします。

①仮想IP追加(基本情報)画面<種別が「仮想」の場合>



項目 種別 説明
仮想IP名 入力 仮想IP名を30文字以内で入力します。
仮想IPアドレス 入力 仮想IPアドレスをIPアドレス形式で入力します。
選択したサーバ接続用LAN上のIPアドレスを入力します。
プロトコル 選択 プロトコルを選択します。
・TCP HTTPS
・TCP HTTP
・TCP その他
・UDP
サービスポート 入力 ポート番号を入力します。
プロトコルが「TCP HTTPS」の場合は、80,443,1025-65535のポート範囲、
それ以外の場合は1〜65535のポート範囲の数値で指定してください。
セッション維持方式 選択 セッション維持等の目的で、同じユーザからのリクエストを、常に同じ実サーバに振り分けるための方式を選択します。
・なし -リクエストは毎回異なるサーバに振り分けられる可能性があります。プロトコルが「TCP その他」、「UDP」の場合に入力できます。
・COOKIE - HTTPのCookieヘッダを利用して振り分けます。プロトコルが「TCP HTTP」の場合に入力できます。
・送信元IPアドレス - クライアント個々のIPアドレスを利用して振り分けます。プロトコルが「TCP その他」、「UDP」の場合に入力できます。
送信元NAT 選択 プロトコルが「TCP その他」、「UDP」の場合、送信元NATを選択します。
・なし
・あり
分散アルゴリズム 選択 実サーバにリクエストを振り分けるアルゴリズムを選択します。
・Round Robin - 利用可能なサーバに対して1台ずつ順番に処理を振り分けます。
・Least Connections - 接続数が最も少ないサーバに処理を振り分けます。
ヘルスチェック 選択 実サーバが稼働しているか否かをチェックする方式を選択します。
・しない - ヘルスチェックを行いません。
プロトコルが「TCP HTTP」、「TCP その他」、「UDP」の場合に入力できます。
・PING - ICMP Pingを用いてチェックします。
プロトコルが「TCP HTTP」、「TCP その他」、「UDP」の場合に入力できます。
・TCP Port Check - TCP接続可能か否かでチェックします。
プロトコルが「TCP HTTP」、「TCP その他」の場合に入力できます。
・URL Check - 指定したURLを取得できるか否かでチェックします。
プロトコルが「TCP HTTP」の場合に入力できます。
URL Check 入力 ヘルスチェックで「URL Check」を選択した場合に、チェックするURLを64文字以内で入力します。
ハイフン(-)、アンダースコア(_)、ピリオド(.)、スラッシュ(/)、チルダ(~)、エクスクラメーションマーク(!)、シャープ(#)、ドルマーク($)、アンパサンド(&)、アポストロフィ(')、丸括弧(())、アスタリスク(*)、プラス(+)、コンマ(,)、コロン(:)、セミコロン(;)、イコール(=)、クエスチョンマーク(?)、アットマーク(@)、角括弧([])を含む半角英数文字を使用できます。
先頭文字は / で始めてください。
例: http(s)://ホスト名:ポート番号/health/check.htmlの場合、/health/check.htmlを入力します。
戻る ボタン 仮想IP管理画面に戻ります。
次へ ボタン 次の画面に進みます。
・プロトコルに「TCP HTTPS」を指定した場合は、③仮想IP追加(SSL情報)画面
・それ以外の場合は、⑤実サーバ追加画面


②仮想IP追加(基本情報)画面<種別が「物理」の場合>



項目 種別 説明
仮想IP名 入力 仮想IP名を30文字以内で入力します。
仮想IPアドレス 入力 仮想IPアドレスをIPアドレス形式で入力します。
選択したサーバ接続用LAN上のIPアドレスを入力します。
プロトコル 選択 プロトコルを選択します。
・TCP HTTPS
・TCP HTTP
・TCP FTP
・TCP その他
・UDP
サービスポート 入力 ポート番号を入力します。
1〜65535のポート範囲の数値で指定します。
HTTPSリダイレクト制御 選択 HTTPSリダイレクト制御を選択します。
・なし
・All
・Matching
プロトコルが「TCP HTTPS」の場合に指定できます。
セッション維持方式 選択 セッション維持等の目的で、同じユーザからのリクエストを、常に同じ実サーバに振り分けるための方式を選択します。
・なし -リクエストは毎回異なるサーバに振り分けられる可能性があります。
・COOKIE - HTTPのCookieヘッダを利用して振り分けます。プロトコルが「TCP HTTP、TCP HTTPS」の場合に指定できます。
・送信元IPアドレス - クライアント個々のIPアドレスを利用して振り分けます。
送信元NAT 選択 送信元NATを選択します。
・なし
・あり
分散アルゴリズム 選択 実サーバにリクエストを振り分けるアルゴリズムを選択します。
・Round Robin - 利用可能なサーバに対して1台ずつ順番に処理を振り分けます。
・Observed -ある一定時間の平均コネクション数が最も少ないサーバに振り分けます。
・Least Connections - 接続数が最も少ないサーバに処理を振り分けます。
暗号通信可否 選択 暗号通信(SSLv3/TLS1.0/TLS1.1/TLS1.2)の許可・拒否を選択します。
プロトコルが「TCP HTTPS」の場合に選択できます。
ヘルスチェック 選択 実サーバが稼働しているか否かをチェックする方式を選択します。
・しない - ヘルスチェックを行いません。
・PING - ICMP Pingを用いてチェックします。
・TCP Port Check - 次画面で設定する実サーバのポートに対してTCP接続可能か否かでチェックします。
プロトコルが「TCP HTTP」、「TCP HTTPS」、「TCP FTP」「TCP その他」の場合に指定できます。
・URL Check - 指定したURLを取得できるか否かでチェックします。
プロトコルが「TCP HTTP、TCP HTTPS」の場合に指定できます。
URL Check HTTPリクエスト 入力 ヘルスチェックで「URL Check」を選択した場合に、チェックするURLを256文字以内で入力します。
既定値として「GET / HTTP/1.0」が入っています。
ハイフン(-)、アンダースコア(_)、ピリオド(.)、スラッシュ(/)、チルダ(~)、エクスクラメーションマーク(!)、シャープ(#)、ドルマーク($)、アンパサンド(&)、アポストロフィ(')、丸括弧(())、アスタリスク(*)、プラス(+)、コンマ(,)、コロン(:)、セミコロン(;)、イコール(=)、クエスチョンマーク(?)、アットマーク(@)、角括弧([])、円マーク(\)、半角スペースを含む半角英数文字を使用できます。
GETで始まるHTTPリクエストを入力します。
URL Check HTTPレスポンス 選択 ヘルスチェックで「URL Check」を選択した場合に、レスポンスを選択します。
・HTTP/1.1 200
・HTTP/1.1 302
戻る ボタン 仮想IP管理画面に戻ります。
次へ ボタン 次の画面に進みます。
・プロトコルに「TCP HTTPS」を指定した場合は、③仮想IP追加(SSL情報)画面
・それ以外の場合は、⑤実サーバ追加画面


③仮想IP追加(SSL情報)画面



項目 種別 説明
SSL証明書 入力 HTTPS通信のためのSSL証明書を入力します。
4,096文字以内の英数記号で入力します。
-----BEGIN CERTIFICATE----- で始まり、
-----END CERTIFICATE----- で終わる形式で指定します。
SSL秘密鍵 入力 HTTPS通信のためのSSL秘密鍵を入力します。
4,096文字以内の英数記号で入力します。
-----BEGIN RSA PRIVATE KEY----- で始まり、
-----END RSA PRIVATE KEY ----- で終わる形式で指定します。
SSL中間証明書 入力 HTTPS通信のためのSSL中間証明書を入力します。
30,000文字以内の英数記号で入力します。
-----BEGIN CERTIFICATE----- で始まり、
-----END CERTIFICATE----- で終わる形式で指定します。
戻る ボタン 仮想IP追加(基本情報)画面に戻ります。
次へ ボタン 次の画面に進みます。
・種別に「仮想」を指定した場合は、④仮想IP追加(SSLプロキシ)画面
・種別に「物理」を指定した場合は、⑤実サーバ追加画面


④仮想IP追加(SSLプロキシ)画面



項目 種別 説明
IPアドレス 項目 仮想IPのIPアドレスを表示します。
ポート 入力 SSLプロキシの送信先となる、「TCP HTTP」の仮想IPのポート番号を入力します。
モード 項目 Activeと表示されます。
戻る ボタン ③仮想IP追加(SSL情報)入力画面に戻ります。
確認 ボタン 確認画面に進みます。


⑤実サーバ追加画面



項目 種別 説明
IPアドレス 入力 実サーバのIPアドレスをIPアドレス形式で入力します。
プライベートIPアドレスを入力します。
基本情報の仮想IPアドレスと実サーバのIPアドレスは重複して指定することはできません。
種別が「仮想」でプロトコルが「HTTP」の場合、実サーバのIPアドレスはIPアドレスとポート番号の組み合わせで重複して指定することはできません。
種別が「仮想」でプロトコルが「HTTP」以外の場合、実サーバのIPアドレスを重複して指定することはできません。
種別が「物理」の場合、実サーバのIPアドレスはIPアドレスとポート番号の組み合わせで重複して指定することはできません。
登録可能な実サーバ数は40を超えて指定できません。
ポート 入力 IPアドレスに対応するポートを1〜65535の数値で入力します。
種別が「仮想」の場合、プロトコル「TCP その他」、「UDP」を選択するとサービスポートの値を自動的に設定します。
モード 選択 次のいずれかを選択します。
・Active - 実サーバをActiveモードで追加します。
・Standby - 実サーバをStandbyモードで追加します。
追加 ボタン 入力した情報を実サーバに追加します。
更新 ボタン 選択した実サーバの情報を、入力した情報で更新します。
削除 ボタン 選択した実サーバの情報を削除します
実サーバ 項目 登録されている実サーバ情報です。
戻る ボタン 仮想IP追加(SSL情報)入力画面に戻ります。
確認 ボタン 確認画面に進みます。